英文
※太字部分は解説がのちほどあり。
Vance in Delhi to meet Modi amid tariff tensions:
US Vice-President JD Vance has arrived in the Indian capital, Delhi, where he is due to hold talks with Prime Minister Narendra Modi amid global trade tensions sparked by Washington’s tariff policies.
The talks are likely to focus on fast tracking a much-awaited bilateral trade deal between the two countries.
Vance is also expected to go on a sightseeing tour of Agra and Jaipur with his family.
His visit comes as countries across the world rush to negotiate trade deals before US President Donald Trump’s 90-day pause on reciprocal tariffs ends on 9 July.
“The two sides will also exchange views on regional and global developments of mutual interest,” India’s foreign ministry said ahead of Vance’s visit.
The vice-president is accompanied by his children and wife Usha Vance whose parents migrated to the US from the southern state of Andhra Pradesh.
After his arrival in Delhi on Monday morning, Vance visited the Akshardham temple complex in the city.
He is due to meet the Indian prime minister for formal talks later in the day and Modi is to host Vance for dinner in the evening.
The visit comes amid escalating trade tensions between Washington and several countries after Trump announced steep reciprocal tariffs on them.
Trump, who has repeatedly called Delhi a tariff abuser, had announced a tariff of 27% on India before he temporarily paused it on 9 April.
India has already slashed tariffs on some US goods, with further cuts expected as the balance of trade is still stacked heavily in favour of Delhi, which enjoys a $45bn trade surplus.
India’s average tariffs of around 12% are also significantly higher than the US’s 2%.
Until recently, the US was India’s largest trading partner, with bilateral trade reaching $190bn (£144bn).
Prime Minister Modi was among the first leaders to meet Trump after his inauguration. Modi hailed a “mega partnership” with the United States following his meeting with the president.
Trump and Modi set an ambitious target to more than double bilateral trade to $500bn, as the two leaders announced a deal for India to import more from America, including oil and gas.
Weeks later, Director of National Intelligence Tulsi Gabbard visited India, followed by a US delegation led by Assistant Trade Representative for South and Central Asia Brendan Lynch.
Vance’s India tour is also seen as significant as Trump is likely to visit the country later this year for the Quad summit, which will also host leaders of Australia and Japan.
Speaking about Vance’s engagements in India, Indian foreign ministry spokesperson Randhir Jaiswal last week said Delhi was “very positive that the visit will give a further boost to our bilateral ties.”
英文の引用元:https://www.bbc.com
理解度チェックのクイズ形式
ニュースの内容を楽しく復習していきましょう!以下のクイズに挑戦してみてください。
Q1. Vance副大統領がインドを訪れた主な目的は何ですか?
A. 観光旅行のため
B. 関税問題を話し合うための首脳会談
C. 米国製品の販売促進イベントのため
Q2. “reciprocal tariffs” の意味として正しいのはどれ?
A. 一方的な輸入制限
B. 輸出促進策
C. 相互に応じた関税措置
Q3. インドとアメリカの貿易関係について正しいものはどれ?
A. インドがアメリカからの輸入に頼っている
B. 貿易収支はアメリカに有利である
C. インドがアメリカとの貿易で多くの黒字を出している
Q4. 「Vance is also expected to go on a sightseeing tour of Agra and Jaipur」とありますが、この文の文法構造で正しいのは?
A. 受動態の未来形が使われている
B. 仮定法現在が使われている
C. 進行形の現在形が使われている
Q5. 「India’s average tariffs of around 12% are also significantly higher than the US’s 2%.」の比較の表現で正しいのは?
A. 比較級と最上級が混ざっている
B. “significantly”は程度を強調する副詞
C. “also”は「けれども」という意味で使われている
答え
A1. 正解:B
解説:関税をめぐる緊張の中で、インドとの貿易協定を前進させるために訪問しています。
A2. 正解:C
解説:reciprocal tariffs は「互いに関税をかけ合うこと」。たとえば、米が関税をかけたら、相手国も同様に関税を課すというものです。
A3. 正解:C
解説:インドはアメリカとの貿易で450億ドルの黒字があり、「貿易収支がインドに有利」ということです。
A4. 正解:A
解説:“is expected to go” は「〜する予定である」という受動態の未来形の構文です。
A5. 正解:B
解説:“significantly” は「大幅に」という意味で、比較級を強調しています(“higher than…”)。
ニュースの背景解説
このニュースは、アメリカ副大統領のJD・ヴァンス氏が、インドのモディ首相と会談するためにデリーを訪問したという内容です。
背景には、「関税(tariff)」をめぐるアメリカの政策変更があります。トランプ大統領は、外国製品に対して高い関税を課す「報復関税政策」を発表しており、それが世界の貿易に影響を与えています。特にインドは、アメリカとの貿易で大きな黒字(約450億ドル)を出しているため、トランプ政権から「関税乱用国」と批判されてきました。
今回の会談では、アメリカとインドの間で貿易協定を早急にまとめることが話し合われる見込みです。また、今年後半にはクアッド(日米豪印の安全保障協力)のサミットでトランプ大統領がインドを訪れる予定もあるため、その下準備としても注目されています。
英文全体の和訳
ヴァンス氏、関税問題を抱える中、モディ首相との会談のためデリーへ:
アメリカ副大統領JD・ヴァンス氏が、インドの首都デリーに到着しました。彼は、アメリカの関税政策によって引き起こされた世界的な貿易緊張の中、ナレンドラ・モディ首相との会談を行う予定です。
この会談では、両国間で長らく待たれていた二国間貿易協定の迅速な締結が主な議題になる見込みです。
ヴァンス氏は、家族とともにアグラやジャイプールへの観光も予定されています。
彼の訪問は、トランプ大統領が相互関税に関して90日間の猶予措置を終了する7月9日を前に、各国が急いで貿易協定を結ぼうとしている中で行われています。
インド外務省はヴァンス氏の訪問に先立ち、「両国は、相互の関心がある地域的および世界的な出来事についても意見交換を行う予定です」と述べました。
副大統領は、子どもたちと妻ウーシャ・ヴァンス氏(彼女の両親は南インドのアーンドラ・プラデーシュ州出身)と同行しています。
月曜の朝、デリーに到着後、ヴァンス氏は市内のアクシャルダーム寺院を訪れました。
同日中にはモディ首相と正式な会談が予定されており、夜には首相主催の夕食会にも出席する予定です。
この訪問は、トランプ大統領が複数の国に対して高率の相互関税を発表したことを受け、アメリカと各国の間で貿易緊張が高まる中で行われています。
トランプ大統領はこれまで、デリーを「関税乱用国」と繰り返し非難しており、4月9日に一時停止されるまで、インドに対して27%の関税を課すと発表していました。
インドはすでに一部のアメリカ製品に対する関税を引き下げており、貿易収支が依然としてインドに大きく偏っていることから、さらに関税を削減することが見込まれています。
インドの平均関税率は約12%であり、アメリカの2%と比べてかなり高い水準です。
最近まで、アメリカはインド最大の貿易相手国であり、二国間貿易額は1900億ドル(約14兆4000億円)に達していました。
モディ首相はトランプ大統領の就任後、最初に面会した各国首脳の1人であり、会談後には「アメリカとの巨大なパートナーシップ」を称えました。
両首脳は、二国間貿易を5000億ドル以上に拡大するという野心的な目標を掲げ、インドがアメリカから石油や天然ガスなどをより多く輸入するという合意に至りました。
数週間後、国家情報長官のタルシ・ギャバード氏がインドを訪問し、続いて米通商代表部のブレンダン・リンチ氏が率いる代表団も訪れました。
ヴァンス氏の今回のインド訪問は、トランプ大統領が後にクアッド首脳会議のためにインドを訪れる可能性が高いことから、重要な意味を持つとされています。この会議には、オーストラリアと日本の首脳も出席予定です。
先週、インド外務省の報道官ランドヒール・ジャイスワル氏は、ヴァンス氏の訪問について「この訪問が二国間関係をさらに強化する良い機会になると非常に前向きに受け止めている」と述べました。
英語学習ポイント解説
- tariff(関税)
「関税」は国境を越えて輸入される商品に対して課される税金です。例:The government raised tariffs on imported steel. - amid(〜の中で)
「〜の最中に」「〜の中で」といった意味で、ニュースやフォーマルな文章でよく使われます。例:Amid protests, the policy was revised. - be due to do(〜する予定である)
予定された未来の出来事を表す表現。例:He is due to arrive tomorrow. - reciprocal tariffs(相互関税)
「reciprocal」は「お互いの、相互の」という意味。関税をかけられた側も、同じように課税する時に使います。 - trade surplus(貿易黒字)
輸出が輸入を上回る状態のこと。インドはアメリカに対して大きな黒字を出しています。 - significantly(大幅に、著しく)
程度の強さを表す副詞。比較級(higher, lowerなど)とセットで使われることが多いです。 - give a boost to(〜を後押しする)
「〜を強化する、促進する」という意味で、ビジネスや国際関係のニュースでよく使われます。
次のニュース記事もお楽しみに!気になる表現があれば、いつでも質問してくださいね。